
私がバリで見たかったものに、舞踊(ダンス)があります。その中でも特に有名なケチャダンスでがあります
バリの伝統芸能は、宗教的な儀式として発展してきました。そうですよね、儀式としての意味合いがなければ、歴史を積み重ねることは難しいと思います。今のように貨幣価値ではなく、精神的な世界ではこのような宗教世界というものが非常に重要だったとケチャダンスを見てそう実感しました。
私が見たケチャダンスは大勢の男性が「チャッチャッチャッチャッ」(そう聞こえます)と叫びながらラグビーのスクラムを組むように姿勢を低くして踊りだすのです。この掛け声で始まるケチャはあまりにも有名。昔はサンヒャン・デダリで踊り手をトランス状態に導くために唄われていたそうです。聞いていると たしかにトランス状態に導かれそうです。この男性たちはサルの軍隊の役を演じています。 ズッズッズッっと進んでいくのは、勇敢であり、不気味でもあり、勇ましくもあります。
バリには様々なダンスがあります。それをご紹介します。
天女の舞をイメージしていると言われている宮廷舞踊です。天女、宮廷舞踊と言われるだけあり、優美で、非常に洗練されている動きや表情は、バリ舞踊での傑作と言われていますが、私は見ることができませんでした。この舞踊、日本ではCMで見たことがあります。それくらい絵になる舞踊です。
輝く衣装に身を包んだ女性たちが花びらを観客に振り撒きながら踊ります。もともとは寺院の祭礼のときに神様を祝福するための踊りでした。今では、そのきらびやかさから、旅行に来た観客を迎えるための踊りになっているようです。バリでもお客様は神様なのですねー。
戦いの地へ向かう戦士を表現している舞踊です。戦いの地へ向かう戦士が何を感じているのか、 恐怖、希望、悲しみ、栄光・・・それが見て取れる舞踊です。
男性が馬の人形にまたがり、燃えるヤシの殻の上を素足で!!渡り一心不乱に踊るものですが、 一心不乱というよりは、必死になって踊る羽目になる気がするのは私だけでしょうか。元々は悪霊を村から追い出す宗教的な意味合いを持つ踊りです。
宗教舞踊のひとつで、災害や厄病を鎮めるための舞踊です。神に奉納されるためか、初潮前の少女が踊り手になります。